発展⑫ 実践場面での会話は頑張らない
頑張らない会話のすすめ
日常的に楽しむために会話をするときはあまり頑張らないほうがいいです。
何故なら、頑張って会話をしようとすると真面目になりすぎてしまい結果的に疲れてしまうからです。
6割ぐらいの力でよしとするといいでしょう。
確かに6割の力だと弊害が生じることもあります。
相手の言葉を聞き逃してしまったり、話が長くなってしまうこともあるでしょう。
しかし、日常の雑談というものはそもそも仕事ではないのです。
ガス抜きのための雑談や
自分と相手の人間関係を
築くために行うものです。
真面目すぎる会話はつまらない
本来、会話は心を充実させるためのものです。
それを真面目にやりすぎて疲れてしまいます。
会話をちゃんとしよう!と考えた瞬間もしかしたら会話は面白くなくなってしまうこともあると思います。
- 「ま~多少は失敗してもいいや。」
- 「少し自分勝手な部分もいい。」
- 「昨日の面白かった話を試しにしてみるか。」
- 「頑張ったところで実力はそんなに変わらないんだから。」
これぐらいの気持ちで十分でしょう。
練習はしっかりしよう!
ただし、力を抜くといっても普段の基礎練習についてはきちんとやったほうが良いでしょう。
例えば、会話の質問を作る練習や相手の発言を肯定的に返す練習は基礎としてきちんとやることをオススメします。
何故なら実力が不足していると会話がほとんど成立しなくなってしまうからです。
基礎力は頑張ってつけよう!
私は普段マラソンをしません。
そんな私が皇居の周りを走るランナーと一緒に走ることになったら本気を出さなくてはなりません。
それは大変疲れると思います。
そして「もう走りたくないなぁ。」と思ってしまいます。
しかし、普段からコツコツ走りこんでいる人は、6割ぐらいの力で走って適度に汗をかき周りの景色をみたりする余裕ができてきます。
そして「ああ楽しかった。」となるわけです。
肩の力を抜いて話せるようになるには反射的に言葉を返せるように力を使わず会話ができるようになる必要があります。
そこで「練習はしっかり」しつつ「実践は適当に」することで会話が面白くなっていくと思います。
「練習しない」しかし「実践頑張る」ではマラソンの例と同じように多分面白くありません。
日頃の積み重ねが大事なのです。