基礎⑩ 行動、考え方を見直す、価値判断をしない
人間関係がうまくいく4つの心理用法
ここまでをおさらいしましょう。
人間関係の力をつけるには「嫌わることへの恐怖」といかに付き合っていくかが大事です。
この感情との向き合い方は大きく分けて
- ① 時に主張をしてみる
- ② 悪い情報ばかりを集めない
- ③ 感情=事実ではない
- ④ 価値判断せずに眺めてみる
の4つがあるとお伝えしてきました。
どれが皆さんの個性に合うかはわかりません。
心の問題はとても複雑なので、一概にどれが絶対に合うとは言い切れないのがつらいところです。
それでも特に①~③は心理療法の歴史は長く世界中で人間が共通して効果を実感してきたものなので、是非おさえておいてください。
もしかしたら、全部合わない!と感じる方もいるかもしれません。
そうであったらとても残念ですがもしそうであるならばまた別のやり方を探してみてください。
シーン別に心理療法を使い分ける
個人的な話をしますと、私は①~④全て生活に活かしています。
日常生活では④の眺める感覚を大事にしています。
大概はこれでわりと幸せな日常を過ごすことができています。
心理療法を学ぶと、色々と試してみたくなるのですが、心のあり方と向き合うのは結構時間がかかります。
また毎回自分の心を向き合っていると内向的になりすぎてしまうので、あるがまま感情を受け入れて過ごすようにしています。
ただ何か人間関係でトラブルがあったりすると、②、③の考え方に間違いがないかチェックしています。
結構考え方に歪みがあることが発見できるので、そのたびに修正しています。
また成長したい!と感じるときは、①の行動することも大事にしています。
心のあり方だけでは自分の世界に閉じこもりがちになってしまうので、積極的に行動して、どの行動を通して学ぶということも大事にしています。
あくまでこれは私の対処法なので、みなさんに合うかはわかりません。
もし自分に合いそうだったら参考にしてみてくださいね♪