発展① 価値観が合わないときの返し方
嘘をついて合わせる?正直に自分を貫く?
生徒さんから「価値観が合わないときの返し方が難しい」という質問をよく受けます。
確かに価値観が違うと、どう返していいか迷ってしまうかもしれません。
例えば、会話の相手が「納豆が好きなんですよ~。毎朝食べてしまいます」
とお話ししてくれたとしましょう。
このとき自分も納豆が好きならわりと返しやすいですね。
「納得私も大好きです!おいしいですよね~」となるでしょう。
しかし、もし納豆が嫌いだったら・・・
上の返し方だと嘘をついてしまうことになりますね。
だからと言って正直に「まじっすか、納豆めちゃめちゃまずくないですか?」と返すのもちょっと問題ですね。
嘘をつかないで相手に合わせる
相手が好きなものを嫌いというのは特にまだ人間関係が浅いうちはリスクが大きいでしょう。
(仲が良くなったら率直に言うのもありだと思いますが)
そこで、価値観が違うときは基本的に、相手がそう思うことを素直に認める姿勢で聞くといいでしょう。
どう返すと良いかと言うと、「○○さんは、納豆にはまっているんですね!」と返すのです。
これはどこにも嘘がありません。
ただ単に相手の感情を認めただけなので自分にも嘘をついていないですし、かつ相手の発言もしっかりと認める返し方になっています。
主語を相手の名前にして感情をそのまま繰り返すか少し変えて繰り返すのがコツです。
相手との価値観がずれたら、自分の考えはとりあえずわきにおいて一旦認めるのですね。
参考にしてみてください。