発展④ 人間関係の疲れは健康な証拠でもある
コミュニケーションは疲れる!
講座の生徒さんにこんな悩みの相談をよく受けます。
- ・ 飲み会に行くと最初は楽しいが、だんだんと疲れてくる・・・
会話が苦手なのでしょうか? - ・講座に出席すると楽しいが疲れが残る。
やはり私はコミュニケーションが苦手だ・・・ - ・喫茶店とかで話すと集中するあまり疲れる
だんだん頭が真っ白になってしまいます - どうにかできないか?
さてさてコミュニケーションをするということは確かに疲れるものですね。
疲れることによってさらに自信がなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。
しかし、一点心にとどめておいて頂きたい事があります。
コミュニケーションは楽しくてもつまらなくても疲れる
ということです。
会話と言うのはとても集中力を使います。
相手の話をしっかり聴いて、自分の話を相手が分かるように加工して話さなくてはなりません。
その結果楽しい会話になることもあれば、つまらない会話になることもあるわけです。
大事なことはどちらにしてもエネルギーは使うということです。
その結果、疲れるという事実は共通しているのです。
「疲れ」そのものは当たり前のこととして受け入れる姿勢は大事だと思います。
会話で疲れるのはスキル不足ではない
さらに大事なことは「疲れ」と「スキルの不足」を混同しないようにすることです。
例えば一流の技術を持つサッカー選手が90分ピッチで走り回ったとしたらいくら普段体力をつけているからといっても、とても疲れるでしょう。
しかし、サッカー選手は
「僕はサッカーが下手だ」
「もうサッカーなんてしたくない」
なんて思わないでしょう。
疲れるのは当たり前だからその点についてはそこまで深く考えないと思います。
それよりも、ゆっくり休んで体を休めてまたピッチにたつでしょう。
*例外はあるかもしれませんが。
しかし、コミュニケーションに関しては混同する方がとても多いのです。
飲み会とかで2時間ぐらい一生懸命話すと誰でも「
ああ・・・疲れた~」
と感じるものです。
もちろん異常なほどの疲れを感じたら問題があるかもしれません。
しかし、適度で健康的な疲れであればそこは素直に運動が終わった後の疲れと同じように受け入れることもどこかに持っていてほしいなと感じます。
疲れた日はゆっくり休みましょう
私も当たり前ですが人間ですので疲れます!
ですが「疲れそのもの」に対してはあまり悩みません。
疲れるのが当たり前だと思っているので(笑)
「今日はたくさん人と話したから疲れたな。
でも当たり前のことだから会話して楽しかったことを 思い出しながら今日はゆっくり寝よう」
こんな感じで受け入れています。
昔は
人と話すと疲れる→僕はスキルが無い→自信喪失→もう話したくない→孤立化・・・
こんなループで自分を責めていましたが、今は
人と話すと疲れる→誰でも疲れるのが当たり前
ゆっくり休んでまた話そう→回復したらまた会話
こんな感じで過ごしています。
よかったら参考にしてみてくださいね。